BOJが1.25%に利上げ、ドル/円は157超え 反対票で先行き不透明感

BOJの1.25%への利上げは円を押し上げられず、ドル/円は157超え。分裂した投票結果が今後の引き締めに疑問を投げかけている。

18/09/2026 05:12約 3 分で読めます

日本銀行は本日、政策金利を1.25%に引き上げたが、円は下落した。ドル/円は発表後、157台を回復し、さらなる上昇を目指している。この利上げは広く予想されており、焦点は今後のBOJの行動への影響に移っている。

ここで重要なのは7対2の投票結果だ。浅田統一郎氏と佐藤綾野氏の2人の委員が金利決定に反対した。両氏は今年初めに高市早苗首相によって任命された、BOJ政策委員会の最も新しいメンバーである。浅田氏と佐藤氏はこれまで、より緩和的な金融・財政政策への支持を表明しており、それが高市氏に選ばれた理由である可能性が高い。両氏の任命により委員会はよりハト派的になっており、今回の投票はこれが今後の利上げペースにどのように影響するかを浮き彫りにしている。

市場は分裂した投票を、追加利上げのペース加速に関するBOJ内の結束力低下の兆候とみなし、ドル/円を再び157台に押し上げた。もっとも、9人の委員のうち7人が賛成票を投じているため、この決定がハト派への転換を示すものではない。今週の円の重要課題は、BOJが市場が予想していた利上げペースを維持できるかどうかであった。高市氏によって任命された2人の反対票は、BOJのさらなる行動へのハードルが上がったことを示している。

この動きにより、ドル/円は9月初旬の売り相場の50.0%フィボナッチ・リトレースメント水準である156.64を上抜けた。157.00を突破すれば、61.8%水準の157.53、続いて200日移動平均線近辺の158.38(買い手の潜在的なターゲット)を試す可能性がある。植田和男BOJ総裁が後日行う記者会見でよりタカ派的な発言をすれば、円は多少の支援を得られる可能性がある。

反対票が2票であっても、過半数がコミットメントを維持する限り、BOJの引き締め路線を頓挫させるには十分ではない。しかし、近年のBOJでは稀な、2つの明確な派閥の出現は、次回利上げの時期に疑問を投げかけている。

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