米製造業の成長鈍化、8月ISM景気指数は予想下回る

米国の8月ISM製造業PMIは54.6に低下し、予想の55.2を下回った。大半の項目が弱含んだ。

01/09/2026 14:31約 3 分で読めます
  • 前月は55.6
  • 8月のISM製造業購買担当者景気指数(PMI)は54.6となり、コンセンサス予想の55.2を下回った。
  • 雇用は51.2で、予想の53.0に対し、前月は52.8だった
  • 新規受注は53.7で、7月の56.7から低下

前月比の項目別内訳と変化

  • 製造業PMI:8月は54.6、7月は55.6。前月比1.0ポイント低下。
  • 新規受注:8月は53.7、7月は56.7。前月比3.0ポイント低下。
  • 生産:8月は58.3、7月は58.5。前月比0.2ポイント低下。
  • 雇用:8月は51.2、7月は52.8。前月比1.6ポイント低下。
  • サプライヤー納期:8月は59.3、7月は58.9。前月比0.4ポイント上昇。
  • 在庫:8月は50.6、7月は51.2。前月比0.6ポイント低下。
  • 顧客在庫:8月は42.8、7月は40.7。前月比2.1ポイント上昇。
  • 価格:8月は71.1、7月は71.1。前月比横ばい。
  • 受注残:8月は51.8、7月は55.0。前月比3.2ポイント低下。
  • 新規輸出受注:8月は53.2、7月は53.0。前月比0.2ポイント上昇。
  • 輸入:8月は52.5、7月は55.7。前月比3.2ポイント低下。

項目別では前月に比べて一段の軟化が示された

  • 総合PMIを含めると、上昇は3項目、低下は7項目、横ばいは1項目。
  • 10項目だけに限ると、上昇は3項目、低下は6項目、横ばいは1項目。

全体として、8月の数字は7月を下回ったが、ほとんどの指数はなお50の節目を上回った。製造業は拡大を続けたものの、総合PMIは55.6から54.6へ低下した。新規受注、生産、雇用、受注残はいずれも勢いを失い、輸入も鈍化した。

上昇した項目も一様に良い内容ではなかった。サプライヤー納期の上昇は納期の遅延を意味し、顧客在庫の上昇は在庫の取り崩しが縮小したことを示唆する。新規輸出受注は小幅な改善にとどまった。価格は71.1と高止まりし、成長ペースが鈍化しても価格圧力に緩和の兆しは見られなかった。

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